このページはハングルを数値参照で載せることによって日本語とハングルのフォントを同時に表示しています。
上のタイトル初心者のための韓国語講座 と書かれているすぐ下はハングルで書かれていますが、
ご覧になっているパソコンで韓国語(ハングル)が正しく表示されているでしょうか?
ハングル表記を正しく表示するためにはパソコンに表示用のハングルフォントがインストールされていなければなりません。
ハングルはとてもおぼえやすく、規則的で合理的な文字なので表にしたものを見ておきましょう。
反切表の子音と母音をマスターすれば、とりあえず基本的な読み方はすぐにでも覚えられると思います。
テキスト版の半切表(ハンジョルピョ)のサイトを紹介しておきます。
http://www.hanappli.net/kr/hansetsuhyou.html
いちばん上に母音、左横に子音が並んでいて、規則的な母音と子音の組み合わせがわかります。
発音は発音記号で示しています。ハングルの発音はカナでは正確に表せないので、なるべく発音記号をおぼえましょう。
日本語で母音はア、イ、ウ、エ、オの5つしかありませんが、韓国語では母音は日本語よりも細かく区別されます。
まず、反切表を見ながら基本となる母音ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅕ、ㅗ、ㅛ、ㅜ、ㅠ、ㅡ、ㅣ をおぼえましょう。
実際に表記するときには母音のみで書くことはせず、子音の位置に音価のないことを示すㅇを書きます。
아、야、어、여、오、요、우、유、으、이と書いてア、ヤ、オ、ヨ、オ、ヨ、ウ、ユ、ウ、イ・・・と覚えましょう。
このほか下記に示すような合成母音(二重母音)というのがあります。
子音にも日本語にない発音が少なくありません。反切表の縦に並んでいる子音を覚えましょう。
辞書を引く際にもこの順序で出てくることがほとんどなので、カナダラマバサ・・・と覚えてしまいましょう。
このほか二重子音ㅃ、ㅉ、ㄸ、ㄲ、ㅆというものもありますが、日本語の吃音のように詰まった感じに発音します。
ここでは初心者向けにハングルの発音の簡単なポイントを説明しておきましょう。
韓国語の発音は日本語にない発音が多いうえ、終声子音(パッチム)というものがあって、
語と語の連なりによる音変化も大きく、本格的に勉強すると発音体系はかなり難しいのです。
カタカナ表記は韓国語を正しく表記できません。
あくまでも近似的に表記していると理解してください。
たとえば皆さんよくご存じのキムチですが、カタカナ3文字でキムチと書いてそのまま読むとki-mu-chiになってしまいます。
ハングルでキムチは「김치」と2文字で書いてkim-chiです。
このキムチのム(以下に出てくるキムさんのムやカムサハムニダのムも同様)には、子音mのみで母音がありません。
キムチのムはm音のまま破裂させないで唇をしっかり閉じてキム(kim)、次にチ(chi)と発音しましょう。
写真にある白地に赤で약と一文字の看板はヤク(yak)と発音して、漢字の薬という意味です。
よく韓国の薬屋さんではこのような약という看板を出しています。
김약국キムヤックク(kim-yak-kuk)で金薬局という意味になります。
名前のキム(kim)さんのムもキムチのムと同様にmでしっかり唇を閉じます。
漢字語の発音は日本語の音読みとなんとなく似ているので覚えておくと語彙が広がります。
やはり人と人のコミュニケーションは笑顔で挨拶することから始まりますね。
こんにちは、How are you?
アンニョンハセヨ(안녕하세요)
はじめまして
チョウム ペpケッスムニダ(처음뵙겠습니다)
ありがとう
カムサハムニダ(감사합니다)
さようなら(去る人が残る人に対して)
アンニョンヒケーセヨ(안녕히계세요)
さようなら(残る人が去る人に対して)
アンニョンヒカセヨ(안녕히가세요)
(注)カナでは正確に表記できませんが、チョウムのムや〜ムニダのム、ペpケッのぺpのところでは唇をしっかり閉じます。